「日常生活で取り入れたいヨガ哲学」🚩②日常生活において行わない方がよいこと

お久しぶりとなりました

「日常生活で取り入れたいヨガ哲学」🚩

以前に投稿した「ヨガとは?」の続きになります。まだの方はぜひこちらをご覧ください
https://samayoga.jp/ヨガとは?
ヨガはカラダを動かすだけのものではなく、心の働きを定め、幸せになるための哲学が起源となっています。

今日のテーマは、ヨガスートラの八支則の中の1番目

「ヤマ(禁戒)日常生活において行わない方がよいこと」

ヨーガスートラの八支則とは?

私たちが幸せになるために、外の世界から自分を満たしてくれるものを探し求めるのではなく、
自分自身の中にある苦しみの原因を知り、そこから抜ける方法を教えてくれるのが「ヨーガスートラ」
その中でもヨガを8つの段階に実践する方法をまとめた「アシュタンガ・ヨガ(八支則のヨガ)」があります。

1、ヤマ(他者との付き合い方)

2、ニヤマ(自分との付き合い方)

3、アーサナ(姿勢)

4、プラーナヤーマ(呼吸法)

5、プラッティヤハーラ(外界から受ける感覚を断つ)

6、ダーラナ(意識を一点に集中)

7、ディヤーナ(ダーラナで一点だった対象を広げる)

8、サマディ(心が停止した状態)

 

特にヤマ・ニヤマは日常生活の人との関わりで実践するもので、八支則の土台となる重要な部分です。
今回は八支則のなかでも、ヤマについてもう少し詳しく見ていきましょう。

 

他者や自分にも優しくなる「ヤマ」の教え

「ヤマ」は生きていくなかで、周りの生きているもの、そして自分自身と良好な関係を築いていくために、日常生活で行わない方がいいことが書かれています。

1:アヒンサー(非暴力)
どんなものも傷つけないという教えです。
他者だけでなく自分自身も含まれ、行動だけでなく言葉や思考からも暴力的なものを取り除くことです。

2:サティア(正直)
嘘をつかないこと。正直であるということ

3:アステーヤ(不盗)
物のみならず、人の時間や権利を盗まないこと

4:ブラフマチャリア(禁欲)
無駄なエネルギーを浪費しないこと

5:アパリグラハ(不貧)
「もっとほしい」「まだ足りない」と貪らないこと。必要以上に持ちすぎないこと

 

日々の暮らしの中で心がけておきたいこれらの教え。
生きている以上、完璧にというのは難しいかもしれませんが、意識をして生活をし、「自分との約束を守る」ということを繰り返していると、
自分の心が無意識にどんなパターンで動いているのか気づく力も養われ、自分自身と信頼関係も築けていきます。
「苦しみをつくらない生き方=幸せに生きる方法」を、ぜひ実践してみてくださいね。

 

次回はアヒンサーについて詳しく見ていきます🌈

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